東京駅は言うまでもなく、日本の玄関口とも言えるターミナル駅で、そのプラットホーム数は日本一です。
駅舎は2012年に復原工事が完了し、現在では100年前と同じレトロな赤レンガ造りの姿を目にすることができます。
この駅舎は、明治時代に活躍した建築家、辰野金吾氏の設計だそうです。
辰野は江戸時代末期、1854年、肥前国(現在の佐賀県)で生まれました。
姫松家の次男として生を受け、親類の辰野家の養子になりました。
明治六年に現在の東大工学部にあたる、工部省工学寮に第一回生として入学し、はじめは造船を学んでいましたが、後に建築へ専攻を転じ、建築学科を首席で市卒業しました。
師事したのはロンドン出身のジョサイア・コンドルです。
その後、コンドルの師であるバージェスに師事すべく、ロンドン留学をし、ロンドン大学で学びます。
帰国してからは工部大学校の教授に就任、東京駅駅舎は晩年の作品となります。
建築家の背景を見ますと、あのレトロな赤レンガ造りに、異国の風を感じる理由も納得ですね。
東京駅に行かれる方のほとんどは列車をご利用かと思いますが、駅周辺を自動車で運転の際は交通事故にはお気を付けください。
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