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交通事故の治療はどこで受けるべきか

1 どこに通院すればいいのかお悩みの方へ

交通事故でケガをした際、整形外科と整骨院どちらにいけばいいのだろうかとお悩みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

整形外科での治療と整骨院での施術の違いについて、簡単にご説明いたします。

整形外科では、レントゲン撮影や手術が受けられますし、痛み止めなどを処方してもらうことができます。

レントゲン写真は、骨折の有無を確認することができますし、動かすことがつらいほどの強い痛みを伴う場合は、痛み止めで一時的に痛みを和らげることができる可能性があります。

整骨院では、実際にお身体に触れながら筋肉や靭帯の状態を確認し、痛みのある部分に対して手技や機器を用いた施術でアプローチしていきます。

筋肉の損傷はレントゲン写真には写りにくく、痛みの原因部分を見つけることが容易ではありませんが、整骨院は筋肉の損傷に対する施術を得意としています。

2 交通事故の治療を得意とするところに通院する

上記で述べたように、整形外科・整骨院どちらにも良い面があります。

整形外科で診断を受けつつ整骨院に通うということもしていただけます。

どこに通うにしても、まずは「交通事故の治療を得意としているかどうか」を気にされるとよいかと思います。

交通事故の治療を得意としている院であれば、交通事故で生じるケガに詳しく、豊富な治療経験に基づく適切な対応が期待できるためです。

痛みの原因を取り除くための的確なアプローチが不足していると、なかなか痛みが治らず長引いてしまうおそれがあります。

痛みを長引かせないためにも、通院先を選ぶ際は、交通事故の治療を得意とする院をお選びください。

交通事故に遭われた方の通院と保険会社対応について

1 一括対応とは

事故によりお怪我をされた被害者の場合、通常、相手方の保険会社が一括対応(任意保険会社が、任意保険会社で支払うべき保険金だけでなく自賠責保険会社で支払う保険金も一括で支払うこと)を行い、保険会社から医療機関に直接治療費を支払うことになります。

事故から時間が経過すると、保険会社は一括対応を打ち切ろうとする場合があり、その対応に苦慮する被害者も少なくありません。

2 一括対応の打ち切り

一括対応の打ち切り自体は保険会社の判断で行うことができますが、本来は打ち切ることが妥当ではない事案であっても、保険会社に症状を誤解されたため、打ち切られてしまうこともあります。

たとえば、事故から一定期間治療を継続した場合で、実際には症状が軽減しているにもかかわらず、保険会社との話の中で、症状が変化していないと誤解を与える発言をしたために打ち切られてしまうことがあります。

これは、裁判所が加害者は症状固定後の治療費を原則として支払う義務がないと判断していることに起因しています。

そのため、症状が徐々に良くなっている場合には、その旨を伝えることが大切です。

一方で、症状が治っていないにもかかわらず、治ったと誤解されるような発言をしたために打ち切られる場合もあります。

症状が残っている場合には、その旨もしっかりと伝えることが大切です。

いずれにしても、症状固定や治癒の判断は主治医の意見が尊重されるものであるため、主治医に相談しながら保険会社対応を行うことも大切です。

3 被害者請求

保険会社から一括対応を打ち切られた場合であっても、その後に、治療費等を立て替えしたうえで、被害者請求(被害者が直接相手方の自賠責保険会社に対して治療費や慰謝料などを請求する制度)や任意保険会社に請求していくことが考えられます。

自賠責保険は、傷害分の上限が120万円(治療費、交通費、休業損害、慰謝料などの合計)であるため、その枠内であれば、被害者請求が有効であることがあります。

被害者請求は、準備する書類が多いので、被害者請求をお考えの方は、交通事故に詳しい弁護士に相談することをお勧めします。

4 保険会社対応は弁護士に相談を

保険会社に対する発言で誤解されてしまい打ち切りになってしまう方や被害者請求などのやり方が分からず対応に悩まれてしまう方も多くいらっしゃいます。

通院を止めてしまうと後遺障害認定で不利になることもありますので、お悩みの方はお早めに交通事故に詳しい弁護士にご相談ください。

軽微な交通事故でも適切な治療を受けることが大切です

1 低速の交通事故で生じやすいケガ

例えば、交差点で信号待ちしている時に後方から低速のスピードで追突された場合、スピードが出ていないため、事故時の衝撃が少ないことが予想されます。

衝撃が小さいため、ケガをしていないと思い込んでしまったり、事故後に痛みが出てもたいしたことないと判断してしまいがちです。

しかし、たとえ低速の事故であったとしても、身構えていない無防備な状態で追突事故の衝撃を受けてしまいますと、身体に大きな負担がかかってしまうおそれがあります。

特に、シートベルトで固定されていない首や頭については、低速の事故であっても衝撃を受けやすくなっています。

事故に遭って以降、首が痛い・頭が痛い・背中が痛い等の不調を感じられましたら、お早めに通院を開始されることをおすすめいたします。

2 軽微な交通事故でも痛みがある場合は治療を受けてください

早期に適切な治療を受けずにいると、ケガの痛みが長引いたり、治療を続けていても一定程度しか回復せず、痛みや可動域の制限などが身体に残ったりしてしまうかもしれません。

このような事態を防ぐためには、たとえ軽微な交通事故であったとしても、なるべく早く適切な治療を受けることが大切です。

3 後から出てくる痛みにもご注意を

交通事故によるケガの場合、事故直後ではなく、少し時間が経ってから痛みが出てくることが少なくありません。

しかし、これは事故直後で神経が高ぶっていて、痛みを感じづらい状態にあるからであり、身体がケガを負っていないからではありません。

たとえ事故直後には痛みをあまり感じなかったとしても、ケガをしていないと判断してしまわずに、お身体の様子に注意されることをおすすめいたします。

そして、数時間後や翌日等に痛みや違和感が見られるようになりましたら、すみやかに通院を始め適切な治療をお受けいただければと思います。

治療を行う前のカウンセリング

1 カウンセリングは治療方針を決める上で大切です

交通事故治療の際は、治療の前にケガの状態を把握するためのカウンセリング(問診・ヒアリング)を行うところがほとんどです。

ケガの痛みを根本からしっかりと改善するためには、痛みがどこから生じているのか、なぜ痛みが出ているのかを把握することが必要であるといえます。

把握するためには、カウンセリングの情報が大切になりますので、「こんなこと相談してもいいのだろうか」と躊躇してしまわずに、気兼ねなく相談されることをおすすめします。

以下では、カウンセリングの際に意識していただくとよいポイントをご紹介いたします。

2 痛む箇所を漏れなくお伝えください

カウンセリングでは、交通事故のあと痛みが生じている箇所を漏れなくお伝えいただくことをおすすめいたします。

交通事故で受けた衝撃で、筋肉が緊張し硬くなってしまうことや、靭帯などが損傷してしまうことがあります。

このようなお身体の深層部分の損傷は、外傷を伴わないため見た目からは分かりにくく、ご本人から申告していただかないと、第三者は痛みがあることに気がつけない場合もあります。

放っておくと、様々な部分に影響が及ぶこともありますので、痛みや違和感のある部分は漏れなく伝えることが大切です。

そうすることで、より的確にケガの状態を把握してもらえる可能性が高まりますし、その結果、より適切な治療方針で対応してもらうことができ、ケガの早期回復が期待できます。

3 日ごとに変化する痛みもお伝えください

「今日はここが強く痛む」「この部分の痛みが増してきた」「時々痛みが強くなる」等、状況は常に変化するかと思います。

通院当日に痛む箇所のみを伝えるだけですと、それ以外の部分の損傷に気付かれなかったり、十分な治療を受けられなかったりするおそれがありますので、痛む箇所や痛みの程度が日ごとに変化しているような場合は、その変化についても伝えるとよいかと思います。

4 親身にカウンセリングをしてくれる通院先をお選びください

外傷を伴わないケガの場合などは、「大げさだと思われないだろうか」等の思いから、お悩みを正直に話せない方もいらっしゃいます。

親身に対応してくれる院であれば、安心してお話しすることができるかと思いますので、通院先を選ぶ際は、そのような点にも目を向けていただくとよいかと思います。

交通事故によるケガの治療を受けるタイミングとは

1 なるべく早く治療を受ける

なるべく早い段階で適切な治療を受けることで、ケガの早期回復が期待できます。

適切な治療は、ケガの悪化を防ぐことにつながりますので、交通事故に遭ったらまずは適切な治療を受けることが大切です。

2 このような場合もなるべく早く通院を

⑴ 見た目では判断できないケガをすることも

交通事故では、お身体の筋肉や靭帯を痛めてしまうことも少なくありません。

このようなケガは、出血を伴う外傷や、痛みの強い骨折などとは異なり、外見からケガをしていることが判別しにくいことが多いため、一見するとケガをしていないように見えてしまうことがあります。

何らかの痛みや違和感があったとしても、ケガをしているかどうかを目で見て判断できないため、「気のせいかもしれない」、「その内良くなるだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

⑵ ケガを放置するリスク

しかし、ケガを放置して適切な治療を受けずにいると、ケガの痛みや痺れがお身体に残ってしまい、長引く痛みに悩まされてしまうおそれがあります。

軽症の場合も痛みやしびれが悪化して残ってしまうケースもありますので、重症の場合だけに限りません。

加えて、ケガによる痛みや痺れをしのごうとしてかばうようになると、集中的に他の部位へ負荷がかかり、その部位も痛み出してしまうことがあります。

このように、ケガを放置することで、他の部位にまで影響が広がってしまう可能性も考えられます。

なるべく早く適切な治療を受けることで、ケガの影響の広がりを抑えながら早期・根本改善できる可能性が高まりますので、少しでも痛みや違和感がある場合には、適切な治療を受けることをおすすめします。

3 事故後に痛みや違和感に気付いた際もお早めに

交通事故に遭ってしばらく経ってから痛みが出てくる場合もあります。

時間が経っているため、交通事故が原因とは考えづらいかもしれませんが、そこで関係ないと思ってしまわずに、まずは交通事故の治療を得意とする院にご相談ください。

静岡県で通院先をお探しの際は、当サイトの情報も参考にしていただければと思います。

交通事故によるケガの治療とセカンドオピニオン

1 納得のいく治療を受けるために

交通事故のケガの治療を受けられるところは多数ありますが、その中から自分自身に合っている治療先を見つけることは容易ではありません。

通院してみたものの、ケガの診断や治療内容、治療の経過等、様々な場面で不安を抱かれることもあるかと思います。

そのようなときには、第三者の意見を聞くことで、ケガの治療等について納得することができる場合や、反対により自分に合った治療内容を知ることができる場合があります。

ですので、現在のケガの治療について不安に思われることがありましたら、セカンドオピニオンをご検討いただくのもよいかと思います。

2 セカンドオピニオンを受けるときは

どの院でもよいというわけではなく、交通事故のケガの治療を多く取り扱っている院や、交通事故のケガの治療を得意としている院を選ぶことが大切です。

なぜなら、交通事故によるケガには、一見するとケガをしていないように見えてしまうものもあり、交通事故でのケガに詳しくないと、ケガを見落としてしまうおそれがあるためです。

また、交通事故のケガには事故直後ではなく後から痛みが生じたり、痛みがある箇所と痛みの原因部分が同じでなかったりする場合がある等、様々な特徴があります。

このようなケガに対してしっかりと対応するためには、交通事故のケガに関する豊富な知識や技術が必要となります。

したがって、セカンドオピニオンを受ける際は、交通事故のケガの治療を得意とする院を選ぶことをおすすめします。

なお、セカンドオピニオンを受けて転院する場合、その旨を保険会社へ伝える必要があります。

交通事故の治療費の支払いについて

1 誰が治療費を支払うのか

交通事故に遭い治療を受けた場合の治療費は、相手方の保険会社が負担してくれることが多いです。

この場合、治療を受けた院が保険会社に直接請求を行うため、交通事故に遭われた方が院の窓口で治療費を支払うことはありません。

ただし、中にはいったん治療費を立て替え、その立替分を後から相手方の保険会社に請求をする場合もあります。

すべての場合で、窓口で治療費の支払いをしなくてもよいというわけではありませんので、注意が必要です。

2 治療費は全額支払われるのか

治療の必要性・相当性が認められる場合は、原則全額支払われます。

ただし、過失割合で争いのある場合や、必要以上の治療を受けている場合等、何らかの問題がある場合は、治療費の支払いが一部認められないことがあります。

3 治療費に関する不安は誰に相談するべきか

治療費について不安や疑問がある場合は、まずは通院先に尋ねてみることをおすすめします。

交通事故治療を普段から受け付けている院であれば、交通事故の治療費に関する知識も有しているかと思いますので、すぐに適切な回答を得られるのではないでしょうか。

交通事故治療を受け付けている院も掲載していますので、静岡で通院先をお探しの際は、当サイトも参考にしていただければと思います。

交通事故による痺れとその治療について

1 交通事故による痺れ

交通事故でケガをしてしまい、何らかの原因で神経が圧迫されたり損傷したりしますと、痺れが生じることがあります。

手、足、腕など、原因となっている部分によって痺れが生じる部分は変わってきます。

痺れに対して適切な治療を行わずにそのままの状態にしてしまいますと、痺れが後遺症としてお身体に残ってしまうかもしれませんので、交通事故に遭ってから少しでも痺れを感じるというようなことがあれば、お早めに治療を受けることをおすすめします。

2 痺れに対する治療

痺れの原因を取り除くことが大切です。

固くこわばってしまった筋肉が神経を圧迫し、痺れが生じているような場合は、筋肉をほぐす治療が必要となります。

筋組織に刺激を与えることでこわばりをケアしたり、手で揉んだり刺激を与えることで状態を整えていく治療があります。

この際、とにかく筋肉をほぐせばよいというわけではなく、ほぐしすぎると痛みが悪化してしまうこともあり得ます。

こういった治療の加減の判断には治療経験が必要となりますので、交通事故の治療経験が豊富なところへ相談してみるのがよいかと思います。

3 お身体の痺れでお悩みの静岡の方へ

交通事故後、お身体に痺れが生じており悩んでいるという方もいらっしゃるかと思います。

痺れに対して形式的な治療を行うのではなく、痺れの原因に適切なアプローチをすることで改善できることが少なくありません。

適切な頻度で治療を続けることも早期改善のために大切ですので、交通事故の治療を得意としているかどうかということに加えて、通いやすい通院先を選ぶとよいかと思います。

通院先選びには、当サイトをご活用ください。

交通事故のケガの治療を早めに始めた方が良い理由

1 ケガの早期回復のため

交通事故後、痛みがあったとしても治療を受けずにそのままにしてしまう方もいらっしゃるかと思います。

ケガをしている部分を動かしてしまい、ケガの状態が悪化してしまうなど、ケガの治療を長引かせる要因になってしまうおそれがありますので、交通事故のケガの治療はなるべくお早めに受けることが大切です。

適切な治療を早い段階から受けることによって、ケガの早期回復の可能性が高まります。

事故の直後に痛みが感じられない場合にも、後日痛みが出てくることも交通事故では珍しくはありませんので、なるべくお早めに検査や治療を受けるとよいかと思います。

2 痛みや痺れをお身体に残さないため

交通事故のケガは、適切な治療を受けないままの状態にしてしまいますと、ケガの痛みや痺れが後遺症としてお身体に残ってしまうおそれがあります。

お身体に痛みや痺れが残ってしまいますと、物をつかめなくなったり歩くのが難しくなったりと、日常生活にも支障をきたしてしまうかもしれません。

ケガの根本改善を目指すためにも、適切な治療を受けることが重要です。

交通事故でケガをしてしまった場合は、できる限り安静にして、なるべくお早めに治療を開始できるようにすることをおすすめします。

交通事故サポートドットプロでは、交通事故の治療に関する情報を掲載しておりますので、静岡で交通事故治療をお考えの方は、ご覧いただければと思います。

交通事故のケガの治療に関する注意点

1 見た目では判断できないケガに注意

画像検査でケガの有無が判断できる骨折や、外傷を伴うようなケガは、ケガをしている部分が分かりやすいため、早い段階から適切な治療を受けることができるかと思います。

しかし、交通事故でのケガは、骨折や外傷を伴うようなケガだけでなく、捻挫や打撲といったお身体の深部を傷付けるケガも多く見受けられます。

このようなケガは、見た目からはケガをしていることが分かりづらいため、痛みがあったとしても気のせいだと思ってしまったり、そのうち良くなるだろうと判断してしまったりするかもしれません。

お身体の深部が傷付いているようなケガをそのままにしてしまいますと、痛みや痺れが後遺症として残ってしまうおそれがありますので、大したことがないと思わずに、なるべく早く適切な治療を受けることが大切です。

2 ケガをしている箇所が一つとは限りません

交通事故のような大きな衝撃をお身体に受けると、お身体の様々な部分に影響が生じます。

事故直後から強く痛む部分もあれば、中には、後から痛みが生じるようなケガもあります。

特に、事故の直後は身体が興奮状態になっており、ケガや痛みに気づきにくくなっているため、注意が必要です。

なお、通院先へ痛みについて伝える場合には、一番気になっている痛みだけでなく、後から生じた痛みや軽い痛みについてもしっかりと伝えることが大切です。

3 ケガの原因部分にアプローチする治療を受ける

交通事故のケガに対し、形式的な治療を行う院もありますが、このような治療は一時的に痛みが緩和したとしても、後から痛みがぶり返してしまう場合があります。

ケガを根本から改善するためには、痛みの原因部分に適切な治療を行うことが大切ですので、形式的な治療ではなく一人一人の状態に見合った治療を行ってくれる院に通うことをおすすめします。

交通事故で多いケガとその治療

1 交通事故による頸椎捻挫

交通事故の衝撃で首が大きく揺さぶられることによって、頸椎捻挫となってしまう方が多く見受けられます。

頸椎捻挫の痛みが強い場合は、ブロック注射や痛み止めを服用する治療法があります。

軽い痛みや違和感の場合は、違和感を取り除くためにご自身で首のストレッチ等を行う方がいらっしゃるかもしれませんが、無理に動かすことで筋肉が傷付き、状態が悪化してしまうおそれがあります。

痛みが軽いからといって軽視してしまわず、また、自己流のストレッチ等は避けていただき、リハビリ等の適切な治療を受けることが大切です。

リハビリ治療では、衝撃によって緊張状態となってしまった筋肉をほぐし、少しずつ可動域を広げていき、痛みの緩和を目指していきます。

2 交通事故による打撲

交通事故によって、肩や膝、腕、足など、様々な箇所に打撲をしてしまうことがあります。

打撲は、なるべく早い段階で適切な治療を行うことで早期回復の可能性が高まります。

打撲箇所をむやみに動かしてしまいますと、神経や筋肉を傷付けてしまい、打撲が悪化し、回復が遅れてしまうおそれがありますので注意が必要です。

打撲だから、とりあえず湿布を貼るだけで済ませるという方も多いかと思いますが、交通事故の打撲は、通常の打撲とは異なり、かなり強い力でぶつけています。

そのため、表面の内出血や腫れは引いても痛みだけが残ったり、打ちどころによっては関節の動かしづらさが出てきたりしてしまうおそれがあります。

したがって、打撲についても軽視してしまわずに、なるべく安静にし、できる限りお早目に適切な治療を受けることを心がけてください。

打撲の治療としては、腫れている患部を湿布等で冷やしたり、テーピングで固定したりする治療があります。

交通事故による頸椎捻挫の治療

1 頸椎捻挫とは

頸椎捻挫は、頭を支えている頸椎、つまり首の骨に大きな負荷がかかり、痛めてしまうケガです。

交通事故の衝撃で首が前後に揺さぶられ、頸椎捻挫になってしまうケースが多く見受けられます。

2 頸椎捻挫の症状

頸椎を痛めてしまうケガのため、首に痛みが生じる場合が多いようです。

首を動かすことができない、あるいは動かせる範囲が制限されるといった可動域に支障が生じることも考えられます。

また、首だけでなく、肩や背中に痛みを感じるケースもあります。

さらに、手足のしびれや頭痛、吐き気、めまいを伴うこともあり、全身に不調が現れることがあります。

頸椎捻挫の早期回復のためには、初期段階で適切な治療を受けることが大切ですので、交通事故後に身体の痛みや違和感がありましたら、まずはお早めに相談することを心がけていただくとよいかと思います。

3 頸椎捻挫の治療

痛みが強い急性期には、炎症を抑えるための治療を行っていきます。

患部を冷やしたり、痛み止めを服用したり、痛みを軽減させるための機器を用いたりして痛みをコントロールしていきます。

場合によっては、首を安静にするために頸椎カラーを用いることもあります。

急性期が過ぎたら、こわばってしまった筋肉をやわらげ、徐々に元の状態に戻せるように治療を行っていきます。

頸椎捻挫は身体の軟部組織のケガであるため、筋肉、靭帯、神経といった外見からは分かりにくいお身体の深部のケガの治療を得意としている通院先に相談することをおすすめします。

交通事故治療を続けていても改善されない痛みでお悩みの方へ

1 交通事故のケガに詳しい院に相談する

ケガに対し、型どおりの治療を行うだけでは根本的な改善につながらず、痛みがぶり返してしまうおそれがあります。

痛みの根本的な改善と再発を防ぐためには、痛みの根本原因を探り、原因部分に適切な治療を行うことが重要です。

交通事故のケガに詳しい院であれば、生じやすいケガや痛みの原因について知識を持っているかと思います。

そのような院であれば、外見からは判断することが難しい痛みの原因部分を突き止め、ケガの状態や一人ひとりに合った適切な治療を受けられることが期待できます。

交通事故後から治療を続けていてもなかなか痛みが改善されないという場合は、交通事故のケガの治療に力を入れている院へ一度ご相談ください。

2 交通事故による後遺症に対応している院に相談する

残念ながらお身体に痛みが残ってしまった場合であっても、痛みに対して適切な治療を受けることによって、少しずつ改善する可能性があります。

後遺症に関しても、痛みの原因を外見から判断するのは難しいといわれており、改善するためには後遺症に関する知識が求められます。

なかなか改善されないというお悩みを抱えている方は、交通事故による後遺症に対応している院に相談されることをおすすめします。

後遺症に対応している院であれば、後遺症に関する知識もあるかと思いますし、お身体の状態を丁寧に検査した上で、一人ひとりに適した治療プランを立ててくれるかと思います。

交通事故サポートドットプロでは、通院先の情報も掲載しています。

静岡県内の院の情報もありますので、ご覧いただければと思います。

交通事故のケガの治療を受けるにあたって

1 痛みがある箇所はすべて伝える

交通事故で全身に強い衝撃を受けた場合、お身体の複数箇所にケガをしていることが考えられます。

強く痛む部分と、そうでない部分があるかもしれませんが、交通事故のケガは後から痛みが強くなる場合もありますので、痛みの強弱にかかわらず、痛みがある箇所はすべて伝えることが大切です。

2 疑問点があれば尋ねる

専門知識がない限り、交通事故でケガをしてしまったお身体の状態を、ご自身でしっかりと把握することは容易ではありません。

そのため、「なぜこの部分に痛みが生じているのだろうか」、「痛みはいつまで続くのだろうか」といったお身体の痛みについて疑問に思う点も多数あるかと思います。

また、ケガに対する治療内容に関しても、目に見えない部分の治療となるため、どのような治療が効果的なのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このような疑問が生じた場合は、その都度通院先へ質問し、納得した上で治療を受けることをおすすめします。

3 安心して通院できる通院先を見つける

親身に対応してくれる、自分の身体の状態に合った治療を行ってくれるなど信頼できる通院先であれば、安心して治療を受けることができるかと思います。

少しでも不安があると、その不安が身体のこわばりとして現れてしまい、治療を受けても効果を実感しにくくなってしまうことが考えられます。

そのため、ケガが回復するまで通院を続けるにあたって、やはり安心して通院できるかどうかは重要です。

静岡で通院先を探される際は、交通事故サポートドットプロの情報も参考にしていただければと思います。

交通事故治療の際の検査

1 機器を用いた検査

機器を用いた検査の代表的なものとして、レントゲンがあります。

骨の異常を見つけることに適しており、レントゲン写真を用いて骨折の有無を確認することができます。

骨だけでなく、神経や靭帯、椎間板まで検査したい場合は、MRIを用いることもあります。

他にもCTやエコー検査などがあり、ケガによって行う検査が変わってきます。

2 身体の状態を確認するための検査

実際に身体に直接触れて動かしながら、ケガの状態を確認する検査です。

交通事故で関節や神経等を損傷した場合、左右対称に動かすことが難しくなってしまったり、通常よりも可動域が狭くなってしまったりする場合があります。

こうしたケガは、筋肉が硬直してしまっていることが原因であることが考えられます。

筋肉の硬直や損傷は、1に挙げたような画像検査だけで確認することは難しく、その原因部分を突き止めるため、直接、身体に触れたり動かしたりしながら検査を行います。

3 適切な検査を受けるために

交通事故のケガの治療のために必要となる検査は、状況やケガの状態によって異なります。

交通事故治療を得意としている医療機関を選択すれば、どのような検査が必要なのかを適切に判断し、しっかりと対応してもらえることが期待できます。

交通事故の治療を受ける通院先を探す際は、交通事故治療を得意としている院を選ばれることをおすすめします。

当サイトにも様々な情報が掲載されていますので、通院先を探す際の参考にしていただければと思います。

交通事故の治療の流れ

  • 文責:柔道整復師 望月 亘
  • 最終更新日:2023年7月26日

1 まずは検査を受ける

交通事故のケガの中には、後から痛みが生じるものもあります。

時間の経過とともにだんだんと痛みが強くなることがありますし、痛む箇所をかばうようになると、身体全体のバランスが崩れ、やがて他の箇所にも痛みが出るようになってしまうこともあります。

そのため、交通事故の直後に痛みがなくても、検査を受けることが大切です。

2 ケガの状態に合わせた治療を行う

交通事故においては、外傷を伴うようなケガや、レントゲン写真で判断することができる骨折のようなケガだけでなく、筋肉や神経を傷付けてしまい、頸椎捻挫などの見た目には分からないようなケガをしてしまうこともあります。

ケガの種類や程度によって有効な治療方法が異なりますので、ケガの状態を判断した上で、それに適した治療を行っていくことになります。

3 定期的に治療を受ける

交通事故のケガの大半は、一度の治療で元の状態へ完全に回復するわけではありません。

適切な頻度で治療を続けることで、痛みの改善や回復を目指していくことが一般的です。

通院の負担を軽減できるように、通院先を選ぶ際は、通いやすいかどうかを確認されることをおすすめします。

4 痛みが続いている場合も相談

交通事故でケガをしてしまい、それ以来、慢性的に続く痛みに悩まれている方もいらっしゃるかと思います。

そのような痛みも適切な治療を受けることで少しずつ改善する可能性がありますので、まずは交通事故治療を得意とする院へご相談ください。

当サイトでは、交通事故治療に関する情報や、静岡にある院の情報を掲載しております。

交通事故に遭い戸惑うことも多いかと思いますが、交通事故治療について当サイトの情報も参考にしていただけると幸いです。

交通事故によるケガと根本改善を目指す治療

  • 文責:柔道整復師 望月 亘
  • 最終更新日:2023年6月26日

1 交通事故でよくあるケガ

交通事故でよくあるケガとして、むちうちがあげられます。

交通事故の衝撃で首が短時間に強く揺さぶられることが原因でむちうちになってしまうといわれています。

このケガは、交通事故直後ではなく、後から痛みが生じる場合が目立ちます。

事故直後は痛みがなかったからといって、ケガをしていないと思い込んでしまわずに、事故後に首を動かすと痛みが生じる、首に違和感があるなどの症状がありましたら、適切な治療を受けることをおすすめします。

2 痛みがお身体に残ってしまう場合があります

適切な治療を受けずに、ケガを放置するリスクには、痛みやしびれといった症状がお身体に残ってしまう可能性があるということが挙げられます。

このようなリスクを予防するためには、ケガをしたら早めに適切な治療を受けることが効果的であると考えられます。

早い段階で適切な治療を受けることで、痛みなどをお身体に残さずに早期に根本から改善できる可能性が高まりますので、なるべくお早めに通院されることをおすすめします。

3 根本改善を目指す

痛みやしびれといった不調をお身体に残さずに回復させるためには、一時的な痛みの緩和の治療ではなく、根本改善を目指した治療を受けることが重要です。

根本改善のためには、痛みの原因を見極め、その部分に適切な治療を施すことが必要となります。

交通事故のケガに関する知識があり、交通事故のケガの治療を得意としているところへ通院されるとよいかと思います。

交通事故サポートドットプロでは、静岡で通院先をお探しの方に向けた情報も掲載しておりますので、一度ご覧いただければと思います。

交通事故によるケガの治療で通院先を選ぶポイント

  • 文責:柔道整復師 望月 亘
  • 最終更新日:2023年5月30日

1 交通事故のケガを得意としているか

交通事故の衝撃はとても大きく、目に見えない筋肉や神経といった部分にケガを負ってしまうことがあります。

このようなケガはレントゲン撮影で見つけることが難しく、痛みがあるにもかかわらず問題ないとされてしまうかもしれません。

痛み止めや湿布の処方にとどまり、痛みの原因に対する治療が十分ではないと、痛みや不調を長引かせる要因になってしまうおそれがあります。

交通事故のケガの治療を得意としていれば、このような見た目からは分かりにくいケガであっても、痛みを引き起こしている原因を突き止め、適切な治療方法を提案してくれることが期待できます。

なるべく早く適切な治療を受けることが大切ですので、通院先を探す際は、交通事故の治療を得意としている院を選ばれることをおすすめします。

静岡の交通事故関連地域情報ページでは、ケガの治療に対応している通院先をご紹介しておりますので、ご一読いただければと思います。

2 無理なく通院をすることができるか

適切な頻度で通院を続けることができるように、通いやすい通院先を探すことも、接骨院を選ぶ上で大切なポイントです。

日中は仕事が忙しいという方の場合は、仕事帰りに立ち寄れる時間まで治療を受け付けている院であれば、計画的に治療を受けることができるかと思います。

お車での通院を考えている方の場合は、院の近くに駐車場が完備されていると便利かと思います。

このように、ご自身の生活習慣に合った通院先を選ばれますと、無理のない範囲で通院を続けることができるかと思いますし、通院が負担になってしまう可能性も低くなるのではないでしょうか。

静岡にお住まいで交通事故の治療先をお探しの方は、当サイトの情報を参考にしていただけると幸いです。

交通事故の治療をお考えの方へ

1 通院先の探し方

交通事故でケガをした場合、適切な治療を受けるため、通院先を探されるかと思います。

通院先として整形外科や接骨院を探そうとした際、数多くある院の中からどのように選べばいいのか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

交通事故のケガの治療を受ける際は、交通事故のケガに対応しており、その治療を得意としている院を選ぶことが大切です。

なぜなら、骨折や外傷を伴うケガのように、ケガの有無がわかりやすく、外見やレントゲン写真でケガの程度を把握することができるケガだけとは限らないからです。

交通事故によるケガでは、大きな衝撃によってお身体の筋肉や神経を損傷し、痛みが生じる場合があります。

目立つ外傷がなく、外見上からはわかりにくいケガとなりますので、そのようなケガに対して理解や知識のある院を選ばれますと、より適切な治療が期待できます。

交通事故治療を得意としている院を選び、通院されることをおすすめします。

2 なるべく早く適切な治療を受ける

上記のように、交通事故のケガの中には、見た目からはわからない部分に損傷を負っている場合があります。

無意識の内にその部分を動かしてしまい、ケガが悪化してしまうおそれもありますので、交通事故後にお身体に痛みや違和感が生じた場合は、なるべく安静にして、できる限りお早めに適切な治療を受けることが大切です。

相談しやすい場所にある病院や接骨院を選ばれますと、その後の通院も無理なく適切な頻度で続けることができるかと思います。

こちらでは、静岡にある病院や接骨院をご紹介しておりますので、通院先をお探しの際は参考にしていただければと思います。

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交通事故のケガの改善には初期の対応が大切です

交通事故に遭った場合、初期対応というのがとても大切になります。

交通事故でのケガは、たとえ初めは痛みが軽かったとしても、その後痛みがひどくなり後遺症として残ってしまうということもあります。

また、筋肉や靭帯の損傷など見た目では分からないようなケガが多いため、本人もケガをしたことに気づいておらず、数日経ってから痛みが現れて検査を受けたところ、ケガをしていたことが発覚するというケースも多いです。

後遺症・後遺障害を残さないように、交通事故に遭ったらなるべく早く検査に行ってケガの有無を確認するとよいかと思います。

筋肉や靭帯といった身体の軟部組織のケガは、レントゲンで異常が認められないことも多く、必要に応じてMRIやCTといった検査も受けることが大切となります。

検査の結果、治療を受けることになった場合、それぞれの方によって必要となる治療は異なります。

事故の状況が一人一人異なるということは、身体にかかった負荷の大きさや負荷がかかった方向等、ケガをする箇所や程度等も一人一人異なるためです。

したがって、ケガを改善させるためにはご自身に合った治療を受けることが大切となります。

ケガの初期の段階から、必要となる検査やご自身に合った治療をしっかりと受けられるように、交通事故の治療を得意とするところへ相談するのがよいかと思います。

こちらのページでは、皆様のお役に立つよう、静岡県内にある病院や整骨院・接骨院の一覧など、ケガや、後遺症・後遺障害についてのページをまとめております。

検査や治療を受けるところを探すための参考にしていただければと思います。