交通事故防止には余裕ある行動が大切
神奈川県は鎌倉大仏があるほか、動物園や水族館といった、子どもから大人まで楽しめる施設も有名です。
こうした施設やその周辺の道路は、長期休み中非常に混雑しますので、お出かけの際には時間に余裕をもって早めに家を出るようにしましょう。
予定外の混雑に巻き込まれてしまうと、時間がなくなってしまうという焦りから無理に車間距離を詰めたり、少しでも前に行こうと車線変更を繰り返したりといった交通事故の危険が生じるような運転をしてしまうことがあるかもしれません。
そこまではしなかったとしても、遅れたことで狂ってしまった今後の予定をどうしようかと考えているうちに注意散漫になり、それがもとで交通事故が発生してしまうということは十分ありえることです。
あらかじ時間に余裕を持っておくことにより、多少の渋滞に関しては予定通りと考えて焦らずにすみますし、予定よりも長い時間がかかってしまったとしても、余裕を持たずに家を出るよりは焦りも少なくすむかと思います。
交通事故を起こさず楽しく遊びに行くためには、事前に対策をしておくということもとても大切です。
行きだけでなく帰りに関しても、同じように交通事故を起こさないよう少々時間と気持ちに余裕を持っておくようにしましょう。
帰りの場合は疲れによって注意散漫になり、それによる交通事故が発生するおそれもありますので、その場合は注意散漫になったり居眠りをしてしまったりすることがないよう、同乗者に声をかけてもらうなどの工夫もしてみてください。
場合によっては、途中で休憩をはさむということも交通事故防止のためには必要かと思います。
万が一熱中症になったらすぐに治療を
また、夏場に渋滞に巻き込まれた際に、交通事故以外に気をつけたいのが熱中症です。
神奈川県内には夏でも涼しい地域というのもあるため、そういったところにお住まいの方は神奈川県内の他の地域に移動した際に戸惑うかもしれません。
熱中症になってしまった場合、そうなってしまった本人に命の危険があるほかに、場合によっては交通事故の危険も生じてしまいます。
意識を失ってしまった時に重大な交通事故の危険が生じるのはもちろん、熱中症の初期段階でも運転への集中力は相当に落ちてしまっているかと思いますので、交通事故を防ぐという意味でも対策はしっかりとしておきましょう。
熱中症にならないためには水分補給が大切ですが、渋滞の中では飲み物を手に入れにくいかと思います。
長時間運転をする際には、あらかじめ飲み物をもってお出かけください。
気温の変化に戸惑うことがないよう、行き先がどれくらいの暑さになっているのかを調べておくというのも大事です。
万が一熱中症の傾向が見られた場合には、まずは持っている飲み物で水分を補給して、休憩ができそうな場所を見つけたら、渋滞から抜けだして休憩をとるようにしてください。
そして、吐き気や頭痛など、身体に出てきている症状によっては治療を受けに病院などに向かってください。
特にお子様などは熱中症になりやすいうえに、なってもなかなか自覚がなく、また帰りたくないという思いから体調が悪いということを周りに訴えることもできないかと思いますので、万が一の時に治療が遅れないよう、周りの人がよく気をつけておくということが大切です。
もちろん、運転の際には運転手の型は運転に集中して交通事故にも気を付ける必要がありますので、同乗者がお子様の他にいらっしゃる場合には、その方に気にしてもらうようにしてください。
交通事故後に必要なこと
万が一交通事故にあってしまったら、身体に全く痛みがなくてもできるだけ早く病院・整形外科での検査を受けましょう。
痛みがないのに検査の必要があるのか、と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、緊急事態においては頭が興奮状態に陥っている場合もあるため、たとえば交通事故によって骨折していたということがあったとしても、気が付かないこともあるのです。
頭をぶつけてしまっているなど、見た目に特に外傷などの変化がなくとも身体に治療が必要となるような重大な影響が出てしまっているおそれもあるため、交通事故にあってしまったらはやめに検査を受け、必要に応じて交通事故のケガの治療を受けてください。
交通事故で感じた衝撃が小さくとも 身体の方には思った以上の影響が出ているかもしれませんので、ご衝撃が小さかったからといって検査や治療の必要がないと決めつけてしまわないようご注意いただきたいと思います。
交通事故後にパニックになっていると、どんな病院に行けばいいのだろうかと混乱してしまったり、総合病院に行こうと思ったがなかなか見つけられないといったこともあるかもしれませんが、そういった時には整形外科のある病院・整形外科で設備がそろっていそうなところを探して行けば、基本的に問題はないかと思います。
検査を受けに病院に行く際には、あらかじめ交通事故にあったということを伝えておきましょう。
検査を受ける時点で何か気になる症状が出ているようなら、それについても検査を受ける前に伝えておいた方が、身体に異常がある場合に見つけやすく、治療をはじめやすいかもしれません。
見つかりにくい交通事故のケガ
交通事故の大きな衝撃によって生じるおそれがあるケガとしては、骨折や頭をぶつけるなどのケガのほかに、「むちうち症」などがあります。
このケガの名前は皆様もよく聞いたことがあるかと思いますが、このむちうち症というのはあくまで総称で、頚椎捻挫型やバレ・リュー型など様々な型があります。
そして、症状もただ痛いというだけでなくしびれや吐き気、めまいなど人によって様々なものがあります。
そのため、受ける治療も交通事故被害者の方の状態によって異なる場合があります。
このむちうち症などのケガ場合は、ケガをしていても見た目ではわかりにくく、また、骨には影響が出ていない場合も多いためレントゲン等の検査でもわからないかもしれません。
なので、交通事故の後で何か気がかりな症状が出たら、検査結果に異常がなかったとしても病院で相談して治療してもらうか、整骨院・接骨院であらためて診てもらい、治療を受けましょう。
交通事故によって生じたケガは、治療せずに放置していると後から後遺症・後遺障害となって残っていることがわかることもありますので、小さな症状であってもはやめに治療してしまうことが大切です。
検査結果に出ないのだから自然に治るだろう、と思って治療をせずに放置しておくと、あの時治療を受けておけばと後悔することになってしまうかもしれません。
前述した通り、治療方法は症状によって様々ですし、病院と接骨院等でも異なる場合がありますから通院先を選ぶ際にはどこで治療を受ければいいのかと迷われるかもしれませんが、まずは交通事故治療を得意とするところをお探しになってみてください。
交通事故のケガは見つかりにくい、症状が複雑であるなど特殊なことも多いため、交通事故治療を得意としているところで治療を受けた方がスムーズに治療が進みやすいかと思います。
こちらの神奈川県のページには神奈川県内の交通事故関連情報として、病院やクリニック、整骨院や接骨院の一覧を掲載しておりますので、交通事故にあわれて検査や治療を必要とされている皆様のお役にたつかと思います。