弁護士選びのポイント
1 弁護士を選ぶ際に注意すること
弁護士に相談や依頼をするとき、誰に頼むのがよいのか分からないという方もおられます。
弁護士選びで後悔しないために、以下の点を意識されると良いでしょう。
2 弁護士が得意としている分野
弁護士が携わる業務分野は多岐にわたります。
そのため、弁護士がすべての業務分野に精通しているのかというとそうではありません。
また、その弁護士が取り扱っている分野の中でも得意な分野そうでない分野があります。
集中的に取り扱っている分野は、知識・ノウハウも蓄積されているため、得意分野となる傾向があります。
自分が相談しようとする内容を弁護士が得意分野としているのかということを確認すると良いでしょう。
その際には、取扱い件数やホームページの打ち出しなどが参考になります。
3 話を真摯に聞いてくれる弁護士
依頼者の話を丁寧に真摯に聞いてくれる弁護士に依頼をするべきだと言えます。
話を真剣に聞いていなければ重要な事実関係を聞き漏らしたりするおそれがありますし、依頼者としても話を聞いてくれない弁護士とともに問題を解決していこうとは思えないでしょう。
十分に話を聞いて、そのうえで、法律問題を解決するにあたって、依頼者の立場を尊重し、意向を確認してくれる弁護士に依頼をされることをお勧めします。
4 費用関係
弁護士費用が明瞭に表示されている弁護士事務所に相談や依頼をするべきでしょう。
弁護士費用は、案件の内容や難易度に応じて変わることがあるため、定型的な計算で算出できるものではありません。
それでも、ホームページなどでお客様へ対して明瞭な計算方法や金額を打ち出している弁護士事務所であれば、説明を求めればすぐに回答してくれる可能性が高く、信頼しやすいと思います。